2023年 最低賃金引き上げについて

2023/09/19

アイ・パートナーズ社会保険労務士事務所の大宅です。
2023年度の全都道府県の「地域別最低賃金」が決定しました。
神奈川県と東京都の2023年10月1日からの最低賃金(時間額)は以下の通りです。

 神奈川県 1,071円⇒1,112円(41円アップ)
 東京都  1,072円⇒1,113円(41円アップ)

改定額の全国加重平均額は1,004円(昨年度961円)となり、43円の引上げです。
これは1978年度に現在の目安制度が始まって以降、最高額となります。

「最低賃金」は、「時給〇〇円」という表記が一般的なので
パート・アルバイトなどの時給者のみチェックすればいい、と思われがちですが、
時給者だけではなく全ての雇用形態に適用されますので、
月給者・日給者についても最低賃金を下回っていないか、確実に確認する必要があります。
 
 【月給の場合の最低賃金確認方法】
 月給÷1箇月平均所定労働時間≧最低賃金額(時間額)

最低賃金を計算する時は、月給の内訳の中から以下のものは除きます。
(1) 臨時に支払われる賃金(結婚手当など)
(2) 1箇月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)
(3) 所定労働時間を超える時間の労働に対して支払われる賃金(時間外割増賃金など)
(4) 所定労働日以外の日の労働に対して支払われる賃金(休日割増賃金など)
(5) 午後10時から午前5時までの間の労働に対して支払われる賃金のうち、
   通常の労働時間の賃金の計算額を超える部分(深夜割増賃金など)
(6) 精皆勤手当、通勤手当及び家族手当

自社のスタッフに払っている賃金や求人の際の賃金が最低賃金以上になっているか、
今一度ご確認をお願いいたします。